1956-05-11 第24回国会 衆議院 文教委員会公聴会 第3号
○水谷公述人 紙の統一の問題は私個人としましてはちょっと見解が違っております。と申しますのは、現在のわれわれのやり方は、内容の競争をいたしておりますし、造本の競争をいたしております。大体この二、三年で紙の規格は言い合わしたように一点に落ちついて参りました。現在では同じような紙をどうしてうまく作るかあるいはどうして安く買うかの競争をやっております。従ってこれを業界で一本にまとめまして一定の規格を製紙会社
○水谷公述人 紙の統一の問題は私個人としましてはちょっと見解が違っております。と申しますのは、現在のわれわれのやり方は、内容の競争をいたしておりますし、造本の競争をいたしております。大体この二、三年で紙の規格は言い合わしたように一点に落ちついて参りました。現在では同じような紙をどうしてうまく作るかあるいはどうして安く買うかの競争をやっております。従ってこれを業界で一本にまとめまして一定の規格を製紙会社
○水谷公述人 大取次と申しますのは、現在日教販、教販、大阪屋、中央社というようなものが教科書を扱っております。そのうち教販会社が教科書専門にやっておる以外は、全部雑誌図書が主業でございます。教科書の場合には、中小の業者が、これに配送と同時に供給業務を委託しておりますが、大体は配送をするのがおもな仕事となっております。従って大取次をこの業者の中に加えたらどうかということは、現在のままでは、配送以外のところをやります
○水谷公述人 私は水谷三郎と申しまして、社団法人教科書協会に属します実教出版株式会社の専務取締役でございます。 私ども業者といたしまして、現在の教科書に関する法律が非常に臨時暫定的なものでありますので、いろいろと不都合がございますので、早く一つの法律にまとめていただきたいという念願を前から持っておりました。従いまして今回新しい教科書法を御立法になるということは、まことにそのことはありがたいことであります
○水谷公述人 私はただいま紹介にあずかりました水谷三郎であります。 われわれは元來値上げというものは給料以外はあまり好みません。近く物價改訂が行われるということが言われております。そうすると物價値上りによつて生ずる他物價との均衡という点から見ましても、運賃は上げなければいけないということになります。現在のままの運賃でくぎづけにしておきますれば、それでなくても一日に二億近くの赤字が生ずる、年間にいたしますれば